2008年8月23日(土)に開催された
第43回ネットワークミーティングは、
「賢治の学校 自由ヴァルドルフシューレ」との共催として、
「賢治の学校」を会場にお借りして、2部構成で開催いたしました。
場所が立川と、都心から離れているにも関わらず、
88名もの参加を頂き、大盛況となりました。
【13:00〜 第1部・校舎案内と「中野七頭舞」の披露】

13:00〜13:30 賢治の学校 校舎案内
13:30〜14:00 民舞「中野七頭舞」
(子ども達によるパフォーマンス)
第1部は小雨がぱらつき始めたにも関わらず、
13時の開始時間以前から、
多数の参加者の方にお集まりいただきました。
10名位ずつの小グループに
分かれて校舎見学をさせて頂きました。
元々、倉庫だったという建物を生徒の親と教師が
中心になって改修したという、
手作り感あふれる教室です。
生徒たちが自分で創っている教科書(エポックノート)も、
見せてもらいましたが、特に芸術的表現が素晴らしい!
自分の子ども時代を振り返ってみて、
こんなに色彩豊かに、自由に学ぶことができていたら、
人生変わっただろうなぁ〜と、思いました。
校舎見学の後は、4年生から12年生までの生徒たちによる、
「中野七頭舞」のパフォーマンスを見せて頂きました。
(中野七頭舞は岩手の郷土芸能で、神楽の一部だそうです。)
【14:30〜 第2部・SVP東京 NWM】
冒頭に、SVP東京の活動内容ご紹介と近況報告として、
5月23日にTBSの「News23」で放映された
特集のビデオをご覧いただきました。
◆NPO法人賢治の学校 自由ヴァルドルフシューレ
http://www.tokyokenji-steiner.jp/index.html
代表理事で父兄でもある桐沢さん、
同じく3人のお子さんの父兄である相宮さん、
創始者で教師の鳥山さんからお話いただきました。
シュタイナー教育の特徴の一つとして、
教育を学校任せにはしないで両親が関わる、
ということがあるそうです。賢治の学校もその通りで、
校舎の改修にはお父さん達が大活躍だそうです。
子どもの成長や発達段階にきめ細かく合わせた教育は、
現在の日本で行われている画一化した詰め込み教育とは
まったく違い、一人ひとりの可能性の芽をすくすくと
伸ばしていくものだと感じました。
その一方で、まだ学校法人として認可されていないことから
生じる課題に直面されていることもお話から伺えました。
◆菱田慶文(サムライダイゴ)さん
http://www.fesco.or.jp/winner_h19_204.html
以前、テレビで放映されたドキュメンタリーの映像を
流していただき、荒れていた浅草中学で
スクールパートナー(相談員)をされていた
菱田さんの活動風景を紹介してくださいました。
菱田さんの生き様そのものがリアルで、
訥々と語られる子ども達とのエピソードから、
彼らとの関わり合いがいかに真剣なものか、
聞いているだけで胸が詰まるような思いでした。
こんなふうに同じ目線で向き合ってくれて、
背中で「あきらめないこと」「全力で努力すること」
を見せてくれる大人が近くにいたら、
道をはずれる子どもは自然と減るかもしれません。
◆株式会社リリムジカ
http://www.lirymusica.co.jp/
打って変わって、お次は楽しい音楽の時間♪でした。
音楽療法士を志して大学に入ったものの、就職先はとても少ない。
けれど、”音楽”の素晴らしさと、それを仕事として誰かに
役立てたいという想いはすごくある。
だったら、私が仕事の場を作って、
「音楽を仕事にする人」と「音楽を必要とする人」がともに
幸せになれるよう、会社を作ってしまおうと、
今春会社を設立したフレッシュなお2人、柴田さんと管さんからの
発表をいただきました。
途中、誰でも参加できるリズムのワークや生演奏付きストレッチなど、
教室にいた参加者みなさんによる体験も交えて、
音楽とともにあることでどれだけリラックスでき、ストレスも軽減できるか、
そして、音楽がずっと人の傍に寄り添ってきたもので、刻むリズムが
自分や他の人との鼓動と共鳴し、重なり合えば楽しさと喜びから
豊かさにもなることを伝えてくれました。
終了後、開催した懇親会にも約40名もの方がご参加くださり、
おおいに盛り上がりました。
賢治の学校で取り組んでいるのは「未来を創ること」、
菱田さんのように荒れた学校で心がすさんだ子ども達に
向き合うのは、ある意味、「過去を償うこと」ではないか、
と思いました。
ともすると、今、非行や不登校など問題が起こっているところ、
世界レベルでみると、そもそも学校に行けない子どもなどに
目が向いてしまいがちですが、だからと言って、そのことばかりに
すべての援助が注がれてしまっては、これからの未来を創ることが
おろそかになってしまいます。
どちらも大切なことで、どちらにすべき、と言うことはできません。
私たち大人が創ってきた今までの現実を、
これからどうしていきたいのか、
そのために何をしていくのか、どんな責任を果たしていくのか、
そんなことを考えると、例えば、賢治の学校のような
オルタナティブ教育も一つの選択肢になるように思いました。
posted by SVP東京 at 00:00|
NWM(ネットワークミーティング)
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